いかわあきこ
幸せをよぶカラフルアート
いかわあきこはダウン症の画家です。 絵を描き始めたのは擁護学校を卒業して、作業所に通い初めた頃の出来事。 小さなお地蔵さまの絵を描き始めていたある日のこと、動物園でふとくじゃくの柵の前で立ち止まると、 それまでじっとしていたくじゃくが、彼女の前で見事に大きな羽を広げた。 この日から、いかわあきこの色彩に満ち溢れた ”カラフルアート”の世界が開花した。 描かれる絵がいつも鮮やかな色で溢れているのは、彼女の制作の活力や刺激が、このような色彩豊かなモチーフからきているから。 彼女の絵筆は一筆一筆がモチーフとの対話であり、純粋無垢な美しさの表現、優しさのしづくと言える。 植物も動物も、弱者も強者もわけへだてなく、真心でもって互いに心を通わせ、気持ちを一つにして助け合って生きることの大切さを、彼女の絵は社会に発信している。
「みんなえがお みんなしあわせ」 愛情に満ちたくじゃくや花たちが伝える、そんなpeacefulなメッセージが、一人でも多くの方々の真心へと届くことを願っている。
いかわあきこ プロフィール
1970.4 京都府宇治市に生まれる
1988.3 京都教育大学付属養護学校 高等部卒業
2007.4 阪急三番街ウィンドウギャラリー「みんなしあわせ展」2ヶ月間開催
2007.7 NHK総合テレビ「お元気ですか日本列島」で放映される
2010.6 兵庫県西播磨総合リハビリセンターギャラリーにて「いかわあきこ展」2ヶ月間開催
2010.7 ホテル大阪ベイタワーにて「日本ダウン症協会全国大会」作品展示
2010.10 「京都ひと・まち・交流館」にて「いかわあきこ作品展」開催
2011.4 「GALLERY北野坂」にて「いかわあきこと絵画展」開催
2011.7 「かつしかシンフォニーヒルズ」ダウン症アートワールドにて作品展示
2011.10 門真市民文化会館」「第2回スペシャルアート展」に出展
2012.1 京都市美術館別館「京都とっておきの芸術祭」に作品展示
2012.5 リーガロイヤルホテルギャラリー「居川晶子絵画展〜花とくじゃく」開催
2012.11 第27回パリ国際サロン 出品
2013.6 東京都美術館「二元展」にて佳作賞受賞
2014.8 ホテルグランビア京都にて作品展示
2015.4 東久邇宮記念賞 受賞
2016.3 大丸京都店「春の感謝還元祭」にて作品展示
2017.1 大丸京都店にて金澤翔子との二人展「共に生きる展」開催
2018.2 丸善丸の内本店にて個展開催
女優仁科亜季子さんもサポーター
いかわあきこ絵画展(2018年3月 丸善丸の内本店ギャラリー)
いかわあきこ絵画展(2018年4月 聖路加画廊)
作品紹介
カラフルくじゃく 画寸 37.5×53㎝ 額寸53.8×68.5㎝
りんごの木 画寸 37.5×52.5㎝ 額寸54×67.7㎝
シャクナゲ 画寸 38×52.9㎝ 額寸54.3×68.3㎝
さくらとお月さま 画寸 37.5×52.5㎝ 額寸54.3×67.5㎝
しだれ桜 画寸 33×51㎝ 額寸49×66.4㎝
さくら満開 画寸 38×52.9㎝ 額寸54×68㎝
さくらふぶき 画寸 71.5×38㎝ 額寸90×55.5㎝
見返りくじゃく 画寸 52×36.8㎝ 額寸68.2×52.2㎝